【行政書士の年収】就職(勤務)した場合の年収とは~行政書士合格後~

行政書士の年収はいくら?(就職した場合)
目次

行政書士になったら年収は上がるの?気になる行政書士試験合格後

受験生

行政書士試験の勉強をしているけど、合格後の年収が気になります……

青猫

行政書士の年収は、働き方によって大きく変わってくるので、
自分が望む年収を得るためにはどうしたらいいか解説していきますね。

行政書士の年収:行政書士事務所に就職した場合はどのくらい稼げる?

いきなり独立開業は怖いから、できれば行政書士事務所に就職したいです!どのくらいのお給料がもらえるんですか?

就職する場合も2つのパターンがあります!
1つ目は「補助者」として就職するパターン。
2つ目は「行政書士登録」をして就職するパターンです。
この2つはお給料も、求められる仕事も違うので気を付けてください。

行政書士補助者とは?

補助者とは、行政書士の指示に基づき行政書士の仕事をサポートする人です。

補助者は行政書士業務の書類作成等を、行政書士の資格が無くても、行政書士の指示のもと作成することができます。

行政書士補助者として行政書士事務所に就職した場合の月給と年収

行政書士補助者の求人情報を調べてみました!

補助者として就職した場合は、平均月給料は16~20万円が相場になっています。(2023年時点)

行政書士補助者の年収は、約200万円くらいになりますね。

あまり高い金額とは言えませんが、補助者は行政書士試験に合格していない人もなれるものなので、仕方ないと思われます。

上記の例としている画像は、フルタイムで働いた場合の給料ですが、行政書士事務所によっては、パートタイムで補助者や事務員を募集しているところもあります。

行政書士は個人事務所が圧倒的に多いので、1人で業務を行うのは少し大変だが、フルタイムの正社員を雇用するほどでもない、という事務所はパートタイムの補助者や事務員を募集しています。

(補助者と事務員の違いですが、補助者は申請書類作成業務を行えるのに対し、単なる事務員は印刷や綴じ込み、スケジュール管理など、行政書士業務以外のことしかできないことに違いがあります)

行政書士登録をして行政書士として就職する場合(使用人行政書士)

やっぱり、行政書士試験に合格したら補助者じゃなくて「行政書士」として働いてみたいです!

行政書士と名乗りたい気持ちはわかります!
でも、行政書士登録をした使用人行政書士の求人は、補助者よりも少ないので、競争率は高いです。その点はご注意ください!都市部で探したほうが見つかりやすいです。

使用人行政書士とは
自らは事務所を持たず他行政書士の事務所で働く行政書士のことを「使用人行政書士」といいます。

使用人行政書士の月給と年収

行政書士登録者(使用人行政書士)の求人情報も調べてみました!

実務未経験で使用人行政書士になった場合の求人情報

上記の求人は、「実務未経験者」もOKの求人です。月給は20~50万円となっていますね。経験に応じてということでしょうから、未経験の場合は月給20万円からスタートでしょう。

未経験で使用人行政書士になった場合、年収は約200万円からスタートということになりますね。

最初は補助者とあまり変わらない年収なんですね;

確かに未経験で就職した場合、最初の月給は高くないですね。
しかし、補助者と違うところは、実務経験を積んで事務所への貢献度がアップすれば、お給料も増える可能性があるというところですね。

実務経験ありで使用人行政書士になった場合の求人情報

上記の求人情報は、「実務経験者」のみの募集となっており、月給は35~70万円と高くなっております。

年収にすると、実務経験者が使用人行政書士になった場合、最低でも年収約360万円最高では年収700万円以上が望めるということになりますね。

実務経験があると、かなり年収が変ってくるんですね!希望が持てました!

行政書士を志す人は独立志向が強いので、大手の行政書士事務所では、実務のできる使用人行政書士の採用に苦労していることも多いと思われます。なのでやはり、補助者や未経験者よりは高いお給料がもらえますね。

ちなみに、使用人行政書士は全国に約400名しかいないそうです。(平成26年のデータですが)
使用人行政書士として働くことは、求人を見つけることも難しいですし、選考を勝ち抜くことも難しいことが予想されますね。

大手行政書士事務所と個人事務所どちらに就職するべきか?

大きい事務所と、小さい事務所、どちらに就職したほうがいいのでしょうか?

それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合った働き方を選ぶとよいですよ!それぞれのメリット・デメリットを説明いたします。

大手事務所や行政書士法人へ就職するメリット

  • 業務のマニュアルが詳細にできていることが多く、実務を学びやすい
  • 福利厚生がしっかりしている
  • 同僚が多く、チームワークができる

デメリットとして考えられることは、「分業制が進んでおり、幅広い業務に携われない可能性がある」点だと思います。

行政書士の個人事務所に就職する場合のメリット

  • 代表行政書士との距離が近いため、アットホームな職場が多い
  • 営業・受付・相談・書類作成・請求や入金管理など一連の業務を学ぶことができる

デメリットとして考えられることは、「代表との距離が近いゆえに、相性が合わなかった場合逃げ場がない」点だと思います。

行政書士事務所に勤務・就職した場合の年収まとめ

就職スタイル年収
補助者約200万円
実務未経験・使用人行政書士200万円~300万円ほど
実務経験あり・使用人行政書士300万円~700万円ほど
求人情報サイト「スタンバイ」での調査より
行政書士青猫

思ったより少ないなと思われたかもしれませんが、実務経験を積み、事務所の売上アップに貢献できれば、お給料の額は上がっていくと思います!
もっともっと稼ぎたい!という方は、独立開業で自分の力を試してみるのもありですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事の著者:行政書士青猫の自己紹介
行政書士青猫のTwitterはこちら

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