行政書士試験に1年半で独学合格
私は1年半で行政書士試験に独学合格しました。受験回数は2回です。
1回目の受験では、宅建とW受験したこともあり、
一般知識で1問足りず足切りにあってしまいました。
つまり、記述式の採点はされませんでした。
しかし記述抜きの点数で180点(合格点)を越えていました。
一般知識であと1問取れていれば、、、とかなり悔しかったです。
2回目の受験では、記憶の維持と精度アップ、一般知識対策に力を入れ、228点で合格!
合否通知書↓
最初の受験の時は半年ほどの勉強で180点を超えていましたので、一般知識以外の勉強方法は、最初から正しかったのだと思います。
また、2回目の受験の際は、忘却との闘いでもあり、どうやって記憶とモチベーションを維持していくかが課題でした。
長年行政書士試験に受からない、という方は、モチベーション維持と勉強計画に問題があるような気がします。
これから行政書士試験を勉強される方や、既に勉強中で点数が伸び悩んでいる方のために、私が行った独学勉強法を、このブログで紹介していこうと思います。
勉強法紹介の前に、なんで独学したのかという点と、独学のメリット・デメリットについて書いていきます!
独学でいくか、予備校を受講するか迷っている方の参考になれば幸いです!
独学で行政書士試験を受験した理由
- 予備校を受講するお金が無かったから
- 予備校スケジュールを最後まで受講できるか不安だったから
- 気軽に始められてプレッシャーが無いから
1.「単純に予備校に通うお金がなかったから」
これが一番大きな理由です。
当時の私は、フリーターで手取り15万円以下の一人暮らし。予備校代をねん出することができませんでした。
独学を検討している皆さんも、この理由が一番多いのではないでしょうか。
予備校の行政書士試験講座は、安いもので50000円ほど~有名予備校となると30万円くらいかかってしまいます。
独学なら少しずつテキスト等を買いつつ勉強できるので、初期コストは2000~3000円くらいで済みます。
(次の給料日までに1冊を読み込もう、きちんと読むことができたら次のテキストを買おう。という感じでした。)
行政書士試験独学の最初の1冊に絶対おすすめの本はこちら↓
憲法、民法、刑法、行政法をカバー、すらすら読めて、わかるようになる!
「法律の勉強が10倍スピードアップする」と評判の入門書のベストセラー
法律の学習に慣れていないときというのは、法律用語や独特の言い回しにウンザリしたり、つかれてしまうんです。
そういった悩みを解消するのが、本書なのです。
期限と期間の違い
「または」と「もしくは」の違いだとか
法律を学ぶ上でややこしいけど絶対覚えなきゃいけないことについてわかりやすく解説してくれている本です。
これを読んだ後にテキストを読むと理解のスピードが格段にアップします!
2.予備校スケジュールを最後まで受講できるか不安だったから
予備校や通信講座を利用すると、だいたい半年から1年契約になりますし、途中でやめるのは難しいですよね。
もし万が一勉強が続かなかったら、「せっかく安くないお金払ったのに」という気持ちで落ち込んでしまうと思いました。
その点、独学なら、途中でやめたとしても罪悪感はありません。
一般常識として法律知識は増えたわけだしそれでよし、としてもいいわけです。
とりあえずやる気が出るまで置いておこう!なんてこともできます。
予備校などは、やる気がなくなった人を待っていてはくれません。
3.気軽に始められてプレッシャーが無いから
私は落ち込みやすいという性格もあり、他人と比べて自分が劣っていると感じたり、
あらかじめ決められたスケジュールについていけないと感じたら、立ち直るのに時間がかかります。
予備校に通うとなると、講師の先生や同期受験生の勉強の様子がプレッシャーになってしまうと感じました。
独学だとそういう心配はないのもいいことだと思います。
あと、なんとなく行政書士に興味あるし挑戦してみたいけど、どうしようか迷ってる方も、
気軽に独学で勉強を始めても損はないのかな、と思います。
※注意↓※
プレッシャーや、他人との比較があったほうが勉強のやる気が出るという人もいますので、そういう方は予備校が向いているかもしれません!
行政書士試験独学のメリット・デメリット
独学のメリット
- 費用が安い
- スケジュールが自由
- プレッシャーがない、気楽
- テキストを自由に組み合わせられる
- いつでも始めることができる(やめることもできる)
- 孤独な自分に酔える(ランナーズハイみたいになれます)
- 費用が安い(大事なことなので二度言いました)
スケジュールが自由というのは、メリットでもあるのですが、デメリットにもなりえます。
学生時代、自分で勉強の計画を立てたことが無い方、仕事でも計画を立てたりしていない方、は予備校にスケジューリングしてもらう方が良いかもしれません。
逆に、計画を立てて実行した経験がある方は、独学でも十分合格できます!
独学のデメリット→SNSの利用でほぼ解決可能です!!!
- 計画を立てたり実行するのが大変
- わからない時自分で調べる手間(でもこれをすることで深い勉強になるので、メリットかもしれません)
- 法改正には疎くなりがち(自分で調べる必要あり)
- 孤独すぎてストレスがたまる
デメリットの最後ですが、私は当時勉強仲間がいなかったので本当にストレスが溜まりました。
面白い法律を知った時や、わかった喜び、わからないモヤモヤなどの行き場がなかったです。
全く行政書士の勉強も興味も持っていない友達に、勝手に毎日勉強報告のLINEを送ることで乗り切っていました。
でも、ご安心ください。
独学のデメリットはSNS(Twitter)ですべて解決できます!!!
Twitterで本気の受験生や予備校講師のアカウントをフォローすると、かなり解決できます。
みんな頑張っていて刺激がもらえるし、法改正情報もすぐ回ってくるからです。
フォロワーさんが増えると、疑問をツイートすると誰かしら教えてくれたりしますし、すごく便利なツールだと思います。
(もちろん少しは自分で調べてから質問します😅)
「行政書士 受験生」でTwitterを検索すると、勉強している仲間がたくさん見つかりますので、頻繁に投稿している受験生を片っ端からフォローしていきましょう。
予備校の行政書士試験講座をやっている講師さんも、Twitterをやっていることが多いので、ぜひフォローしてみてください。
法改正情報や、勉強法のヒントなどをTwitterを使って効率よく集めましょう。
自分の勉強記録や勉強の悩みを日々ツイートするのもおすすめです。共感してくれる仲間ができると、モチベ維持がしやすいですよ。
学習管理アプリとして有名な「Studyplus」もお勧めです!無料で使えて、独学のスケジュールを立てやすくしてくれます。
(私の場合は、LINEノートに自由に書いて記録していました。続けやすい方法が一番です!)
まとめ
独学はハードルが低く、メリットが多いです!
きちんと勉強を続ける覚悟や自信がない人は、とりあえず独学で、簡単なテキストから始めてみましょう。
(具体的なテキストは他の記事でご紹介しています)
どうしても早く試験に合格したい方、初期費用は出せる、スケジューリングに自信がない、合格するまで絶対勉強を続ける!という方は、予備校利用がおすすめです。
予備校の資料請求をすると、行政書士試験の全体像が見える資料(漫画とか小冊子)がもらえて、勉強のモチベーションがアップするので、独学予定の方も資料請求だけしてみるというのをおすすめします。
状況に合わせて独学するか予備校通うか決めてください!
行政書士独学合格のススメをYoutube動画でも解説!
そんな当たり前のこと書いたブログですいません。
読んでくれてありがとうございます!
次の記事からは具体的な使用教材とか勉強方法を書く予定です。
よろしくお願いします。
行政書士青猫
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