行政書士試験 記述式対策まで手が回らない人が多い
行政書士試験は基本は5肢択一の選択問題なのですが、記述式という出題形式もあります。
難易度が高く、対策も難しいと言われている記述式。
多くの受験生が、択一問題の演習ばかりに気を取られているうちに直前期を迎えてしまい、記述式は運に頼る、、そんなパターンが多いようです。
この記事では、行政書士試験の記述式の勉強を毎日に取り入れる方法とおすすめ教材をお伝えします。
記述式対策を毎日の勉強に取り入れるためのおすすめ教材
うかる! 行政書士 新・必修項目115 2023年度版(伊藤塾)
うかる! 行政書士 新・必修項目115 2023年度版(伊藤塾)
この本はいわゆる「まとめ本」なのですが、記述式対策にも役立ちました。
図表が多いので、類似論点など比較整理して暗記するのはもちろんのこと、
まとめ本は小型なため、余分な説明を省いています。
「余分な説明を省いている」というのが、そのまま記述対策になります!
(記述式では、問われている内容を端的に文章で書く必要があるためです)
「記述で問われやすい」場所も明確に示してくれています。
まとめ本で小型書籍なので、通勤時持ち歩いてもいいですし、寝る前に数ページずつ確認していくなど、日々の勉強に取り入れやすい記述対策です。
毎日無意識のうちに記述式対策になります!
行政書士試験 記述式対策の教材トップ3を紹介
みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集(TAC)
こちらの本のいいところは、解法の説明もあり、記述式が苦手な人でも「何に注意して読み取ればいいのか」具体的に書かれていることです。
論点間違いや見逃しを最小限に抑えるための工夫がされています。説明量が多く、独学でも理解に苦しむことがないでしょう。
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 (早稲田経営出版)
肢別問題集に定評のある合格革命でそろえるならこれ!バランスがいい教材です!
Amazonの商品ページで中身が試し読みできます。
条文チェック問題もついており、多肢選択式の対策も十分にできる教材です。
記述式問題のページも、余白が多く取られており読んだり解いたり、使いやすい教材だと思います。
解法の説明とかは特にいらない、かといってハイレベル問題をやっている余裕はない、、
という中間タイプの方にはバランスの良い教材なのではないでしょうか!
出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 (LEC)
本試験よりハイレベルな問題も多く収録されており、択一や一般知識対策がある程度完成して余裕がある方にはおすすめの教材です。
おそらく、LECの教材で慣れてしまえば、本試験は相対的に簡単に感じるようになっているのではないかと思います。
逆に、「まだ択一も怪しい、、」という方は、「みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集」か「合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」を選んだ方が良いと思います。
行政書士試験記述式対策 まとめ
記述式は、択一の勉強をしっかりしていけば比例して点が伸びていくこともあります。
記述式に頻出する論点は決まっているので、記述式問題集かまとめ本(または両方)を取り入れて、頻出論点は絶対に外さないようにしておくことが重要だと思います。
未出論点は予想が当たるかわからないので、サラッと目を通してキーワードチェックしておく程度でも大丈夫です。
やはり一番は択一式の精度をあげることに時間を割くべきです。
一番最初にご紹介した、伊藤塾のまとめ本は、択一と記述式両方の対策に使えるので早めに勉強に取り入れることをお勧めいたします。
補足ですが、本試験では記述式の問題で「こんな論点が記述式で問われるとは!!」というびっくり出題もあります。
1問奇問が混ざっていてもパニックにならず、頻出論点を正確に解きましょう。(奇問難問は他の受験生もボロボロになるので、そこに時間をかけるより、他の部分を正確に得点してください。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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